top of page
飼育について!
※飼育の仕方は雛(挿しえさ時)で迎えるのと、1人餌に切り替わった時では変わってきます。
⦿ケージ(鳥かご)設置場所&環境温度
 
地域やご自宅の環境によりケージの置き場所は違ってきます。なので基本的な事をお伝えしたいと思います。
 
①床下(足元)に置く事は避けてください。人が座って目が合うぐらいの高さがオススメです。
②直射日光が当たる場所は避けて、レース越しや間接光が当たる場所がオススメです。
③急激な温度差が有る場所は避けてください。
④電気機器(TV,スピーカ等)の近くは避けてください。
⑤環境の変化はどんな動物にも注意が必要です。迎えたばかりのサザナミインコも同様、最低3日は放鳥(ケージから出す事)は避けて、そっとしてあげてください。ただ、餌を食べているか?、水をを飲んでいるかの観察は必要です。(異常な時はすぐに、獣医師に相談が必要です。
⑥動物病院は事前に鳥を診て貰えるのか、電話等で確認しておくことをおススメです。
 
※忘れてはならないのが地震対策です。また夜遅くまで、明るい場所に置く場合は、ケージに目隠し(ケージを被うぐらいの布)をしてあげてください。
 
続いて、環境温度ですが、野生下では、温度は低めで、湿度は高めに生活しています。しかし日本の場合夏は高温多湿、冬は低温で湿度も低いので野生下とは異なります。その為、飼育下ではエアコンや加湿器や、除湿器を使用することをお勧めいたします。できれば除菌機能や空気清浄器付がよいでしょう。(適度な温度、湿度の他に除菌機能を使用することにより、カビや菌を激減させる事が出来るので、飼育下でもさざなみインコにとって過ごしやすいい環境を作ることが可能です。)ちなみに適温は10℃〜25℃で湿度は50%〜60%が最適です。(※体調が悪い場合は保温が必要です。温度は30℃を目安にしてください。)
 
また、温度、湿度を表示できるタイプ温度計をケージの近くに設置して、1日の最高、最低気温を把握しておく事が大事です。温度、湿度計は必需品です。
 
⦿清掃
毎日の掃除は、さざなみインコの健康維持に繋がります。不衛生にしていると、飼い主さんにも衛生面的によくありません。日々の清掃をしながらさざなみインコとのコミニュケーションだと思いこまめに行ってください。当方はトレイを水洗いしたのち、除菌スプレーを行っています。また定期的にケージ全体の除菌も行っています。(週に1度)
⦿餌&飲み水
餌は、毎日新鮮な物を与えてください、特に梅雨、夏等は特に注意が必要です。餌の種類は、シード、(ミックスシード)粟・キビ・ヒエ・カナリヤシードなどにエゴマ・ソバの実・ムキ燕麦・殻付き燕麦・マイロ等にボレー粉を加えた配合飼料がおすすめです。ただシードはカビ、虫が発生しやすく、購入先や、ご自宅の管理方法により発生する場合がございます。当方では、誕生した雛鳥達が1人餌に切り替え時はペレット(マズリースモールバード)を与えています。栄養バランスもよく、衛生的には優れています。ただペレットのみに頼らず、カルシウム、ビタミン、の他にエッグフード、塩土をプラスして与える事をお勧め致します。
飲み水に関しては毎日新鮮な水を与えてください。特に梅雨時から夏場は、注意が必要です。(当方は1日2回交換しています。)また、飲み水と水浴び用の入れ物は別々の容器に入れてセットしてあげてください。(飲み水用はコバヤシの抗菌、バナナ水入れがお勧めです。)
水浴び用は、さざなみインコの体型より一回り大きめがオススメです。)当方は、グラタン皿の大きめサイズを使用しています。ちなみに、さざなみインコは1年中水浴びを好みます。毎日欠かさずセットしてあげてください。
⦿爪切り、羽切り、くちばし
爪は放置しておくと、人間と同じく伸びてきます。また思いもよらない怪我にも繋がります。止まり木等で、爪磨ぎが市販で出ていますが、思っていたより短くなりません。(実証済み)その為定期的に小動物用でカットする必要があります。また爪には神経が通っているので、深爪に注意が必要です。もし、深爪により出血した場合は止血剤か線香で必ず止血してください。
 
羽切りですが、(クリッピング)これには、デメリット、メリットがあります。基本的にはメリットが多く、放鳥(ケージ外に離す。)する場合はオススメです。しかし、どれくらいカットしたらいいか?と言うのが、個体差により異なります。なので、少しづつカットしていき、様子を見ながら調整してください。目安は、5M以内で飛べるぐらいが最適です。(注意:全く飛べなくするのは、危険回避の為避けてください)
 
くちばしは、病的な事が無い限り、基本削る事は必要ありません。くちばしが伸びても放置する事により、自然に元の長さ位にに戻ります。絶対に飼い主様の判断で削る様な事は避けてください。
 
※爪切り、羽切りが飼い主様自身では不可能な場合は、獣医師さんに相談または、当方で、お受けさせて頂きます(有料)。(大型インコはお断りいたします。また、インコの状態により不可能な場合があります。)
⦿躾について
さざなみインコはインコの中でも賢い鳥です。しかしながら、人間と同じく、反抗期や個体差により躾に時間がかかる場合があります。また、嫌な事(無理やり掴んだり、大声を出す等)をすると、それがトラウマになり、攻撃的になったり、臆病な子になったりする事があります。基本は、毎日声を掛けたり、ケージから出して上げ、様子をみて、周りの雰囲気や人間に対する不安を取り除いてあげてください。(コミニュケーションが大事です。)また、1人餌になった時は、甘噛みの時期に入るので、色々な物や人の指を甘噛みをしてしまいます。そのまま放置してしまうと、時間が経つにつれ噛み癖が直りにくくなります。
噛まれた場合は、大声怒ったり、叩いたり、しないで、指をインコの顔の方へ前に出してください。時間が掛かっても、根気よく繰り返し下さい。
bottom of page